国内のFX業者を利用する際には、

合法的に行われるトレーダーの不利益となる行為

を知っておく必要があります。あくまで法には触れない方法で行われているため、リスクのひとつとして考えておかなければいけません。単純な予想で取り引きを行うと利益を得るチャンスを逃すだけでなく、大きな損害に繋がる可能性もあるからです。代表的なものにはストップ狩り・スリッページ・約定拒否の3つがあります。FXの取り引きで後悔しないためにも、その実態を把握しておきましょう。

ストップ狩りとはFX業者が意図的にレートを操作すること

で、トレーダーのストップポジションをヒットさせることでロスカットを生じさせることです。ロスカットはそのままFX業者の利益になりますので、合法的に可能であれば手を加えられることも不思議ではありません。

スリッページとは本来顧客がユーザーの想定したレートと実際の約定されたレートに差が発生する現象

です。本来の数値とは異なることで、利益の縮小や損害に繋がる可能性があるものとなっています。ロット数が大きいほど、若干不利な値で約定する傾向があるなど、本格的にFXを行う際には注意が必要になる要素のひとつです。FX業者によってスリッページの許容範囲の設定ができる場合もあります。

約定拒否とはFX業者の不利になるような値で約定を行おうとした際に、拒否される現象

のことです。例えば、利益を確定させようと決済ボタンを押した際に、一定時間キャンセルも決定も受け付けなくなります。ひどい場合には、利益がマイナスとなったタイミングで約定することもあるのです。トレーダーからして見れば信じがたい現象のため、インターネット環境が原因だと考える方も少なくありません。システムの障害が意図的かそうでないかの判断は難しく、法的にさばくのは難しいと言えます。 ストップ狩りやスリッページ、約定拒否は相場が急変しているときに頻発する傾向があります。つまり、大きく稼ぐチャンス、もしくは大きな損害に繋がるケースで起こる可能性が高いのです。実際に取り引きの過程で、どのようなことが行われているかはトレーダーには把握することができません。完全にブラックボックスの中にあると言えます。こういったリスクは、知識として知っておくことは前提として、できるだけ回避するための対策をとることが必要です。 FX業者はどこを選んでも良いと言うわけではありません。

国内のFX業者が以上のような方法を行っている根本的な理由には、トレーダーの損失が収益に繋がること

にあります。トレーダーが損をすればするほど、儲かる仕組みになっているのです。対して海外のFX業者では顧客が支払う手数料を主な利益としているため、できるだけ儲けさせて取り引きを促進させようとする傾向があります。つまり、ストップ狩りやスリッページ、約定拒否などを意図的に行うメリットがないのです。FXの取り引きの命運は市場の動向を見るだけでなく、業者選びから始まっていると言えるでしょう。